試製次元潜航艇コスモハウンド

通常の宇宙空間と亜空間を往還し、両空間で航行可能な特殊艇。通常空間と亜空間の領域をまたぐ、観測・索敵が可能。次元潜航技術はガミラスにおいて実用化されたものが技術供与の形で地球側へもたらされた。
安定翼内には次元境界面の突破と潜航のため、次元潜航艦同様、多次元位相バラストタンクが装備されている。緊急時にはこれを強制排除し、通常空間へ浮上できる。本体と安定翼に分離する構造は、コスモハウンドが多目的輸送艇構想をベースとして開発されたことによる。
試製初号艇の型式に対して与えられたコスモハウンドの名称は、次元潜航艦UX-01の作戦運用時に与えたコードネーム「猟犬」に由来する。

  • 全長 : 39.4m
  • 全高 : 20.0m
  • 全幅 : 7.6m
  • 主機 : 改型次元波動エンジン+ガ200式次元潜航装置
  • 補機 : 
    • コスモタービン×2(通常空間航行および次元潜航用)
    • リニアスパイク型コスモエンジン×1(通常空間航行用)
    *実験目的の試作艇として開発されたため、武装を持たない。