「みんながおまえみたいに土門が好きってわけじゃないんだぜ」
イカルス天文台で新編成された〈ヤマト〉航空隊の一員。「揚羽グループ」の御曹司であり、宇宙防衛大学飛行科過程を最高成績で駆け抜けた天才児。土門竜介とは“親友”と呼べるほどの絆があったが、防大を中途退学して以来、長く消息を絶っていた。 人付き合いの距離感に独特のものがあり、発言には忖度というものが一切ない。土門との再会も波乱含みの幕開けとなった。