「誰かとなにかを分け合うなんて一生ないと思ってた。それを、おまえは…」
天才的技量を誇るヤマト航空隊員。「揚羽グループ」の御曹司。ガミラス戦争時に“同胞”の手で母を殺されており孤独で複雑な一面がある。 防大時代も周囲に“見えない壁”を築いていたが、それを楽々と乗り越えてきたのが土門竜介だった。2人は“親友”と呼べるほどの絆を育んだが、ある出来事で関係を冷え切らせてしまう。そのわだかまりを抱えたままヤマトで再会した揚羽と土門は、航海を通じて再び心を通わせていく。