「古代さん、あんた遅いよ!」
古代進と深い絆で結ばれる戦術科員。その憧れが、デザリアムとの戦いの中で激しく揺さぶられて行く。 山南隊司令の人事により、補給母艦アスカからヤマトへ異動。平常心を失った古代に代わって戦術長を拝命する。軍人としての使命感と古代への思いの間で揺れる土門。さらに“親友”、揚羽武との再会も心をざわつかせる。 「全員で背負う」──かつて学んだヤマトの精神を土門竜介は貫けるのか。