「上手くやればすべてをひっくり返せる。チャンスは一度・・・絶対に失敗できない」
若干26歳で司令本部保安部長を拝命した藤堂長官の懐刀。諜報活動のプロで、穏やかな仮面の下に氷のような冷徹さを秘めている。 デザリアムの進駐により司令本部が陥落した際、星名は妻・百合亜と脱出。かねて藤堂から命じられていた通り、防衛軍内部の反デザリアム勢力を密かに結び付け抵抗組織の基盤を整えた。いま星名は“蟷螂の斧”で敵のアキレス腱を断ち、状況を一変させることに己の全能力を傾注している。