「ガミラスを憎んで生き続けることを、夫と娘は望まないでしょうから…」
〈銀河〉副長。藤堂早紀の最大の理解者。胸中に熱い思いを秘めながら冷静を貫くリアリスト。 銀河に主砲を撃たせようとコスモリバースに働きかけ、代償として脳死状態に陥る。回復は絶望視されていたが、デザリアムに引き取られた2週間後、“健康体”となって帰還。以降、神崎は進駐を支える“デザリアムの広告塔”と化して行く。その姿に藤堂早紀は違和感を覚える。心をどこかに置き去りにして肉体だけが活動している──と。