〈銀河〉副長 船務科 船務長。 艦長の藤堂早紀を支えるため、神崎は常に冷静、常に論理的であり続けた。その姿勢は機械のような冷たさを周囲に印象付けもした。だが彼女の心の奥底には人間らしい痛み、母親としての深い愛情が絶えず息づいている。 「自分より大切にしたいものが人にはあるの」 神崎のその“心”が届く時、戦わない戦艦〈銀河〉に何かが起きる。