「マクシムさん… 会ったばかりですけど、私を信じていただけませんか?」
戦死した故・加藤三郎の未亡人。
新都郊外で看護師をしながら、長男の翼を育てている。
初対面のデザリアム人マクシムの真摯な願いを汲み取り、彼が養育するフルールを預かることを提案。翼と三人で北海道にある亡夫の生家を訪ねた。この小さな旅は、フルールに自然と命の素晴らしさを実感させると共に、真琴親子にとっても、自分と繋がる命に思いを馳せる貴重なひと時となった。
そのお礼にとマクシムから親睦パーティへ招待された真琴は、爆破テロの混乱の中、デザリアムの軍人を命がけで救助する森雪の姿を目の当たりにし困惑を深める。