戦死した加藤三郎の妻。 新都郊外の「いちぎょう市」で看護師として働きながら、長男の翼を育てている。一般人の真琴たちにとって、グランドリバースの降下に始まるデザリアムの進駐は不可解なことが多い。情報を得る手段は、政府の公式報道のみ。すべてを信じることに躊躇を感じている中、聖総統スカルダートが開陳した “デザリアム1000年史”に真琴は強い衝撃を受ける。