「身内の不始末は自分で……決着はこの手でつけます」
補給母艦〈アスカ〉第二代艦長。沈着冷静を極める優秀な軍人だが、実はデザリアムの協力者である。
かつての上官、藤堂信乃と共に人類を裏切る道を選んだ北野だが、その心根に私利私欲は微塵もない。傷痍軍人である北野は身体の半分近くを機械に置き換えており、それゆえ“人類が肉体を失う残酷な未来”を変えたいと願ってデザリアムに与しているのだ。
だが実弟・哲也が乗る戦闘空母〈ヒュウガ〉の撃墜を命じられ、北野は辛い選択を迫られる。
自らの手で〈ヒュウガ〉を月面に墜とした今、北野誠也はどこへ向かって行くのだろうか。