土星修復計画監察官として修復艦隊の旗艦、〈銀河〉に乗艦。閑職へ下がった日々のなかで、古代は改めて人生について思いを巡らせた。 愛する雪とスターシャの遺児サーシャ……三人で新たな家族を作る──。その夢を心に刻んだ矢先、デザリアム軍が地球侵攻の火蓋を切った。 古代は「ヤマトニ集結セヨ」という謎のメッセージを受け、地球へ降下する。だがそれは、「信じあう心」を試される“もっとも過酷な航海”の始まりだった。