「特にアルフォンは夢を見る。オンとオフしかない我々には生まれ得ない脳波の領域。波形を見る限り、彼の精神はそこに囚われている可能性が高い」
入植したデザリアム市民のひとり。アルフォン、ランベルの親友で彼ら同様「規格外のデザリアム」。
夢の領域に精神を囚われ眠り続けるアルフォンの身を案じる。
千年前の文物を蒐集し喪失した歴史を補填するのがマクシムの役目だが、じつはアルフォンが進める偽旗作戦の協力者でもある。マクシム自身は己の手を汚すことに躊躇は無いが、娘同然に養育するフルールだけは巻き込みたくないと願っている。フルールに朝焼けの海を見せ、「きれいなものは、ずーっと、何度でも見るんだ」と教え諭す温和な一面こそマクシムの本質なのだろう。