「南部重工はクロだ。チクショウ!…なんでだよ、なんでなんだよ親父!」
イスカンダルへの最初の航海からヤマトに乗艦する有能な士官。 地球の軍需経済に大きな影響力を持つ南部重工の御曹司。政界財界に密かに広がるデザリアムの影を追ううち、南部重工がデザリアム受け入れに協力している証拠をつかむ。父・康造が侵略者に地球の未来を売り渡していた事実を知った今、南部の心を占めるものは深い絶望と怒りだけだ。