「不思議な子ですね。知識も体力も年相応なのに、まるで子供みたいなところもある」
ヤマト船務長。
ヤマトの航海すべてに乗艦し、多岐にわたる船務科の任務を黙々とこなし続けた“努力の人”。
第一艦橋でレーダー手を務める傍ら、新装備「全天球レーダー室」の稼働時にはオペレーターを兼務。
オペレーター自身が“ヤマトの目”となる、“拡張現実を利用した情報集中管理システム”を見事に使いこなし、デザリアムのステルス戦艦〈グロデーズ〉の探知に成功した。必要に応じてサーシャや土門に全天球レーダー室を任せることができるのも、西条の優れた点の一つだろう。