「これがすべて事実ならデザリアムは本当に… 古代にどう伝えれば…」
“ヤマトと最も同化した男”、島大介。
これまで島は自分の体の一部のようにヤマトを自在に操ってきた。だが知り尽くしていたはずのヤマトの中には、未知のパワーが眠っていた。イスカンダルの遺跡と呼応しガルマン星全体を目覚めさせた、純正波動コアの底知れない力だ。
──この力がヤマトそのものに作用した時、俺は本当にこのフネを制御できるのか……?
口に出すことは無いが、島はこれまで以上に慎重にヤマトに向き合っている。