島大介の弟。 一回り近く歳の離れた兄、大介に強い憧れを抱いている。 兄ほどの才能を持ち合わせていない自分を“平凡な人間”と感じ少しばかり卑下しているが、それをおもてに表すことはない。繊細さと他者への優しい眼差しを、次郎はごく普通に、当たり前に持ちながら生活している。次郎自身は気づいていないが、それは兄、大介の資質と全く同じものなのだ。