「ここまで手名付けたというのに——結局、この星は贄とするか。マザー……」
「聖総統」の名でデザリアムを統べる男。思慮深く振る舞い人類に協調を呼びかけるが、その言葉の裏には社会全体の意識を書き換える悪魔的な思惑がある。
彼の偽旗作戦により、虚構を真実と誤認した民衆の敵意はヤマトとその関係者へ向かっていく。
地球人の心の移ろいを冷笑と共に見つめるスカルダートは、ヤマトを「危険な物語」と断罪し、世界を騒然とさせていく。そのさなか、未完成のグランドリバースが突如起動し、太陽系全域を巻き込む重核子の崩壊が予測される事態が勃発。しかしスカルダートは動揺せず、ただ静かに瞑目していた。