「戦死されたあなたのご主人、加藤三郎さんの話をしましょうか」
防衛軍情報局長として血なまぐさい仕事に手を染め続けて来た人物。デザリアムを完全に信じてはいないが、彼らが夢描く歴史改変しか人類存続の道は無いと考え、私心無く歩調を合わせる。
消息を絶った実兄・藤堂平九郎の跡を継ぎ第二代統括司令長官に就任するが、全幅の信頼を置く同志、北野誠也に去られ孤立を深める。パルチザンによる大規模反抗作戦の狼煙が上がる中、信乃は抵抗組織の命脈を断つため加藤真琴に接触。戦死した真琴の夫、加藤三郎に関する秘匿情報を引き換えに真琴を懐柔しようとするのだが──