「いいんですか?サーシャのこと。 わざと距離を取ってるように見えます」
部下から“鬼”と慕われるヤマト航空隊長。
第65護衛隊時代は“問題児”坂本茂を徹底指導。自己への過信が、死を招き寄せることを辛抱強く説いた。現在は新人・揚羽武が抱える“心の問題”に向き合い続けている。
古代進が艦長職を解かれた際は、古代の航空隊配置を具申し、その身柄を引き受けた。“空白の15年”を経て急成長を遂げたサーシャとの接し方を模索する古代に、「身内にしかかけられない言葉ってあるんじゃないですか?」と切り込む一幕もあり、8年間の人間的成長には、本当に驚かされる。