5式空間機動甲冑

2205 年に制式化された機動甲冑は、2207年現在も空間騎兵隊の主力装備として運用されている。空間騎兵隊は歩兵(海兵)であり、機動甲冑の兵装は任務・作戦により適宜、変更される。空間騎兵隊そのものは組織的には地球連邦宇宙軍麾下の地球連邦宇宙海兵隊に管轄されるが、実際の作戦においては宇宙海軍など各軍と連携する。
新都防衛に備える空間騎兵隊は機動甲冑を装備、12.7mm標準アサルトライフルを標準装備として携行し、分隊支援火器として30mm機関砲を持つ隊員もある。12.7mm標準アサルトライフルは全長の短いコンパクトなブルパップ型で、取り回しが容易。30mm機関砲は分隊支援火器として用意され、分隊に一人いる大火力担当の隊員が使用。航宙機の機関砲に匹敵する威力を持ち、機動兵器、艦載機や小型艦艇を仕留めることができる。

  • 全高 : 2.09m
  • 主装備 : 
    • 背部ホバリング・ノズル
    • 分散型スラスター (全身分散配置)
    • 主スラスター (バックパック両側面)
    • 背部マスバランス制御アーム × 1 (走行用タイヤ兼モーメンタム・ホイール)
  • 主兵装 : 
    〈 装着火器 (オプション) 〉
    • 右腕自衛用9mmパルスレーザー機銃
    • 左腕グレネード・ランチャー × 3、 ロケット弾ランチャー × 2
    〈 携行火器 〉
    • 12.7mm標準アサルトライフル
    • 30mm機関砲 (分隊支援火器)