アルフェラッツは有人型として設計、完成された初期アンドロメダ級の21番艦となる。熾烈を極めたガトランティスとの戦いを潜り抜け、無傷で残ったアンドロメダ級は極めて少なく、アルフェラッツも戦後、大規模な修繕を受けることとなった。
ガトランティス戦役末期から時間断層放棄までに建造されていた艦船はほとんどが時間断層のAIによって制御される完全無人艦だったため、大規模な改装なしには有人での運用が不可能となっていた。このため、防衛軍はガトランティス戦役を生き残った初期アンドロメダ級の修繕と改修を優先することとした。
第4次防衛 計画の方針のもとで行われた宇宙海軍の再編のもと、艦種は波動砲艦隊構想時の「前衛武装宇宙艦」の呼称に変え、国連宇宙海軍時代よりある「宇宙戦艦」とされた。なお、数隻が「艦隊指揮艦」として整備されつつある。