99式空間戦闘攻撃機
コスモファルコン

ガミラス戦争最末期の2199年に制式となった、地球における絶対防衛圏守備用の局地戦闘機。開発、量産は当時の国連地上軍、極東方面空間戦闘群、宙技廠が行ったが、複合軸流式コスモエンジン(流星35型)を搭載し、大気圏内外での作戦行動が可能なことから、国連宇宙海軍が艦上機として採用したほか、月面での防空任務にもあたった。
また、コスモゼロの量産遅延により、イスカンダルへの往還航海に向かう宇宙戦艦ヤマトの艦載機となったことでも知られる(艦載機は国連地上軍に配備された機体の転用であった)。
波動エンジンの技術を使用しない航宙機の性能は、ガミラスと地球では互角といってよく、コスモファルコンは対空戦闘において一定の戦果を挙げた。
ガミラス戦争終結後、「波動砲艦隊構想」の一環として立案された次期主力艦載戦術戦闘攻撃機計画(CT計画)の下、1式空間戦闘攻撃機コスモタイガーⅡが制式採用され、量産体制が整うと、コスモファルコンは主力艦載機としての地位を譲ることになった。ガトランティス戦役終結後には、宇宙海軍以外の防衛軍各軍でも順次、コスモファルコンはコスモタイガーⅡへ置きかえられ、モスボール処理された。
対デザリアムのレジスタンスはこれらの機体を入手、戦力として利用している。このため、部隊章や機体ナンバーは外されている。

  • 全長 : 15.9m
  • 全幅 : 6.8m
  • 主機 : 複合流式コスモエンジン(流星35型)
  • 武装 : 
    • 機銃 × 2
    • 機関砲 × 6
    • 空対空/空対艦ミサイル × 8