中間補給基地ディガブラス

デザリアムは本星で生成した位相エネルギーを大深度亜空間を介して、各方面に供給している。ディガブラスは13を意味し、その名の通り、デザリアムが13番目に設置した位相エネルギー補給基地である。これまでの12個の基地と異なり、ディガブラスは時空結節点発見後、その外側に設置された。したがって、エネルギーの輸送経路は「33世紀の地球」の次元境界面下にある大深度亜空間から時空結節点の大深度亜空間を経由し、ディガブラス直下の大深度亜空間に至るものと推測される。
ディガブラスは、もともとイスカンダル移送計画のエネルギー補給基地として用意された。このため、天の川銀河でも大マゼラン銀河側であり射手座矮小銀河に程近い「ガネル星雲」内に設置されている。
ここを中間補給基地として、デザリアムは大深度亜空間から位相エネルギーを「汲出(きゅうしゅつ)」し、中深度亜空間を通じて作戦に参加するゴルバへと送る。これは、大深度亜空間からの位相エネルギーの汲出には大規模な装置が必要で、ゴルバのキャプチャー・フィールドでは中深度までの対応しかできなかったことによる。そのため、イスカンダルを移送するためのエネルギーは作戦域での調達とされ、デザリアム・ハンマーを使用し、ガミラス星やボルゾン太陽系ガルマリオのエネルギー資源化が図られた。
イスカンダルの移送計画失敗後に立案された地球帰還計画にあたって、ディガブラスはあらたに太陽系へ派遣された艦隊のエネルギー供給を担う中間補給基地として設定された。計画立案に伴い、新たにオリオン腕方面に14番目の補給基地の建設を進めているが、天の川銀河方面に向けてのエネルギー供給が可能な汲出施設はディガブラスのみである。