通常空間(α空間)と亜空間(β空間)を自在に往来・航行可能な特殊戦闘艦艇。大ガミラス帝国時代に開発され、当初はデスラー総統直轄の特務艦として運用された。ガミラス戦争終結後は同型艦が複数建造され、ガトランティス戦役にも投入、最終決戦においてヤマトを亜空間を通じて帝星ガトランティス内部へ移送した。また、イスカンダル事変においてはイスカンダルに避難したガミラス移民船団を亜空間を介して護送する役割を担った。
通常空間での航行には、他のガミラス艦艇と同様にゲシュ=タム機関を使用し、次元潜航時にはゲシュ=ヴァール機関に切り替え、多次元位相バラストタンク内の波動エネルギー流体の密度を調整することで船体周囲の次元境界面の安定度を制御し、潜航深度を調整する。
射手座矮小銀河に拠点を移し、ガルマン・ガミラスを建国したガミラスは、大マゼラン銀河にあった艦隊戦力の多くを失っており、艦隊戦力の再編を行っている。次元潜航艦隊の編制がガルマン・ガミラスの新戦略の中核と位置づけられたことで次元潜航艦UX-01はゼランダル級攻撃型次元潜航艦麾下の艦として、同型艦の建造、就役が進んでいる。