レブートは設計思想、兵装、搭乗員の保護機構において、ボラー連邦独自の技術と戦略思想を反映した「軽攻撃機」である。
高い機動性、ステルス性に加え、小型ながらも重装甲を兼ね備えた設計を特徴とする。
機体全体は双胴構造としてコクピットを含む主胴体と、エンジン部を左右に分離したツインブーム構造を採用。翼構成はデルタ翼をベースとし、前縁スラットや後縁エルロンといった可動式の制御装置を持つことで、大気圏内や星間物質が濃厚な空間での精密な姿勢制御を可能としている。また、主翼前方には大型のカナード翼(先尾翼)を備え、高速域での迎角制御を行うことでピッチ安定性と高機動性を両立している。
設計はステルス性能を重視し、各部の形状がレーダー反射断面(RCS)の低減を意識している。たとえば、双垂直尾翼は後方視界確保と高空間安定性を持ち、強く外側に傾斜(カンター)させたことで、レーダー反射断面積(RCS)の低減に寄与している。また、兵装搭載についても、外部懸架に加え、ステルス対応の主翼内蔵型格納庫を併せ持っている。
「レブート」の名称はボラー星を原分布域として持ち、帝政時代の版図拡張に伴って各方面に生息域が広がった鳥に由来する。惑星環境への適応が進み、多様な種類が存在するが、一般的には小型で赤いものがレブートと呼ばれる。現在、ボラー連邦の国鳥、〈革命の鳥〉とされている青いレブートはこれらより大型のもので原種と考えられ、「アーレブート」に分類される。
当初、ボラー連邦内部での名称が不明であったことからガミラス軍内部で「IK-301」の報告名称を付け、小型戦闘機に分類した。これらはレブートという名称が確認された現在も、ガルマン・ガミラスと地球側で便宜的に使用されている。