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2026.06.29 SPECIAL REPORT

『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第六章 碧い迷宮』
初日舞台挨拶レポート


■日時:6月26日(金) 舞台挨拶20:55~21:25 ※上映後舞台挨拶
■場所:新宿ピカデリー
■登壇者:福井晴敏(総監督)、ヤマトナオミチ(監督)、岡 秀樹(脚本)、中村繪里子(桐生美影役/進行)

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台風が接近していた上映初日、関東地方はあいにくの大雨に見舞われたが、それでも会場には大勢のヤマトファンが集結。そんな中、司会を務める桐生美影役の声優・中村繪里子の呼び込みにより、岡、ヤマト監督、福井総監督の3名がステージに登壇すると、会場からは大きな拍手が鳴り響いた。


まずは岡が「毎章ではありますが、第六章が一番ドキドキしています。今日は本当に“鬼門”だなと思っているので、皆さんがどう受け止めてくださるのか確かめたいと思っています」とあいさつすると、ヤマト監督も「皆さんにお見せできるのが本当にうれしい限りなんですが、同時に続く第七章も進行中なので、日々、現場の皆さんと一緒に頑張っています。最後までヒヤヒヤものです」と続ける。

そして最後に福井総監督が「天候に恵まれず、初日を迎える日としては最悪のコンディションですが……でもこうしてたくさんの方に来場してもらって、ホッとしています」と安どの表情を見せた。

第六章はシリーズのクライマックス直前でありながら、怒涛の物語が展開される。福井総監督が「お客さまの中には『これは本当に終わるの?』といまだ不安に感じておられる方もいらっしゃると思うんですが……終わります! 次章ではビックリするくらいきちんと終わります。ぜひお楽しみに」と力強く宣言、最終章に向けて会場の期待をあおった。


また、第五章の最後で、現代の新宿上空に突如現れた宇宙戦艦ヤマトだが、第六章ではさらに広範囲に東京の各地を移動することとなる。福井総監督も「他のアニメと違って、ヤマトが唯一達成できなかったことが“聖地巡礼”でした。これからは聖地巡りができます」と語ると、会場のファンからも大きな拍手が。さらに福井総監督が「台風が去って、これから晴れたらぜひお台場の方に行って、コスモハウンドが出てくるシーンで映った台場公園を見ていただきたいですね。本当にコスモハウンドが出てくるために作られたような公園になっていますので」とオススメをひとつ挙げるひと幕もあった。

だがヤマトが東京上空でどういったルートを飛ぶのか、という選定については、脚本の岡と福井総監督の間で意見が真っ向から対立したこともあったとのことで、「たとえば本当に“あれ"を出すんですか? と。“あれ”を出すのはやめてくださいと3回は言った場所もあったんですが、最終的には根負けしました……皆さんが好意的に受け止めてくださったようで良かったですが」と苦笑いする岡だったが、当の福井総監督は「俺、覚えてないな。そんなこと言ったっけ?」と、会場は大盛り上がりとなった。


第六章の大きな見どころのひとつとして、岡が「この第六章で『突き抜けたな』と実感したのは、藤堂信乃と加藤真琴の一連のシーンです」と切り出すと、「作画と声優さんの圧倒的な力によって、あそこまでのものに仕上がりました。僕は脚本ということになってるんですけど、第六章から第七章までは、ほとんどこの人(福井総監督)が設計された通りになっております。やっとここに来て、本気を出しやがったなっていうぐらい、ものすごい緻密な文字量が第六章、第七章で躍っていました」とコメント。

それに対して「ずっと全力でやっていましたよ」と笑いながら反論してみせた福井総監督だったが、岡は「第六章、第七章に関しては、福井さんもきちんとたたまなきゃという意識があったんだと思うんですけど、本当に緻密に計算されていて。その中のひとつがあのシーンだったなと思うんですが、本当にすばらしい……見るたびに泣いてしまいます」と振り返った。

そしてその一連のシーンについてヤマト監督も「あそこはコンテを担当した齋藤德明さんもそうですし、演出を担当された河野利幸さんもそうですが、その上で小林千鶴さんらアニメーターの細かいこだわりもありました。本当にいろいろなスタッフの力が集結してつくられたシーンだったと思います」と付け加えた。


その上で、「第六章はいい話も織り込まれているけど、一方で“やらかした人たち”の章でもあると思っているんです」と切り出した岡は、「土門も盛大にやらかしたし、あんなにいい人だった香坂先生まで……そこがこの章の面白いところであり、彼らの人生が今後どうなっていくのかにも注目していただきたい」と会場に呼びかけた。

そんなイベントもいよいよ終わりの時間を迎え、登壇者たちからメッセージが送られた。まずは岡が「今日、本編の最後に流れた次章の特報をご覧になりましたね? 『これは絶対に素敵なものが待っている』と感じさせる、最高の映像です。それをぜひ10月30日にまた劇場へ確かめに来てください」と語ると、ヤマト監督も「最終章までしっかりと務め上げていきますので、皆さまの応援をよろしくお願いいたします!」とメッセージ。

そして福井総監督が「第七章の特報に“あの歌”を使わせていただきました。私たちがこの作品を通じて伝えたいテーマを思いついたのは、“あの歌”の“ある歌詞”がきっかけだったからです。その一言に集約したものが何なのかを次の第七章で皆さまにしっかりとお伝えしようと思っております。今後とも応援よろしくお願いいたします」と会場に呼びかけた。
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